小餐馆

エセ中華なイラストを気ままに更新します

カンランの男装

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男装カンランを描いたイラストたち。上から2017年5月、7月、そして今月。

 

形にしないのでわからないのだが、カンランには過去に男として育てられたという設定が、昔からある。私の中で、男装をマイナス(弱点)として考えた時期もあったが、今はプラス(強み)にする方向で落ち着いている。

テンシン朝では女が男の格好をすれば変な目で見られるが、祖国を離れて育ったカンランはそのような観念から脱し、個性だと思って気ままに男装している。

 

 

要は作者が男装女子大好きなのである。

 

せっかくなので…

昨日Twitterにアップした新規絵より。

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親王家が真っ赤に染まってしまったため、無加工版をこちらに載せておくことにした。今後またカラーで描くときの参考にしたい。

 

1年ほど前、リュウガンの朝服を描いたときに

こんな模様二度と描かん!!!!

とペンを放り投げた記憶がある(笑) レイシとトウバンジャンも、初期はもっとシンプルな衣装だった。漫画も描くつもりだったので、画力のない人間にはあまりにもしんどかったのだろう。

しかしあくまで中華の皇帝とその側近である。衣装は絢爛豪華に越したことはないし、そこで手を抜くべきではなかったと思う。(むしろそこで魅せることこそ中華創作の醍醐味かもしれない。)

派手な衣装は皇帝家の最大のアピールポイントと思い、今後も頑張っていきたい。そして出番を増やしたい。

 

テンシン朝皇族について

1ヶ月以上放置してしまった…

 

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先日の豊親王府のイラスト。クコを加えた新しいメンバーで描き起こしてみた。(そもそも登場回数が少ないことが問題なのだが) カンランサイドと対比させた、伝統と品格に重きを置く一族として描きたい。

 

テンシン朝の「親王」は、皇帝から皇族に与えられる最高位の称号。世襲を認められている。親王の一族を「親王家」、特に現皇帝を輩出する親王家を「皇帝家」と呼ぶ。

また、親王家の邸宅を「王府」というが、便宜上、従者等も含めた所属集団を指すこともある。

 

カンランの一族 (=饗親王家) が代々皇帝家をつとめたが、現豊親王・レイシ (画像最左) が政権を奪い、皇帝家が交代した。現在の皇帝はレイシの息子・リュウガン (画像中央左) 。

新キャラについて

クコ(枸杞)。テンシン朝皇帝・リュウガンの妃。由緒ある家柄の娘。カンランと同い年。慎み深く、冷静沈着でほとんど笑顔を見せない。

 

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親王家に新たなメンバーが加わった。彼女は良くも悪くも「古風な女性」がテーマ。

敵サイドを作っておきながら、登場が全く無いことに以前からもやもやしていた。カンランと同じ女性キャラが居た方が、対比が明確になるのではと思い、今回クコを増やすに至った。豊親王家の登場回数も増やしつつ、メインのカンランたちをより一層際立たせたい。

サンラータンとランメイ

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Twitterに載せなかった方をこちらに載せてみた。今回に限らず、塗り終わってから悩む時間がけっこう長かったりする。

サンラータンが師匠シンルウからランメイを引き取って育てたという親子関係。年が近いので、気持ちとしては親子と兄妹の間のような感覚で描いている。シンルウはサンラータンの憧れであり、サンラータンはランメイの

憧れである……という憧れの連鎖を表現していきたい。

せっかく春なので、次はもっと明るい雰囲気の親子を描こう。

開設

のびのび作品と向き合える場を求めて、ブログをはじめてみた。じっくり文章を書くのは卒論以来である。

なんだかんだで社会人生活も2年目を迎える。毎日仕事に支配されている感覚はあるが、せっかく時間を見つけて描く絵である。作品にもキャラクターにも、ここで何か少しでもプラスできればと思う。

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現在製作中の絵(部分)。勢いのある構図を目指したがなかなかに苦戦した。次の休みでガッツリ進めたいが、4月のシフトはまだ出ていない。